●石畑(茂木町)


基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/8 2.4 ha



維持・保全・利活用状況
本集落における水田の大半は棚田を形成しており、勤勉な住民性に加えて戸当たり耕作面 積も小規模なことから生産調整による自己管理保全を除く多くの棚田で営農がなされている。
区域内に存する農業用施設の維持管理については、現在耕作者の共同作業に依っているが、茂木町は「梅、蕎麦、ゆずのオーナー制度」を地元と一体的に展開し都市住民との交流に積極的に取り組んでいる実績を有し、今後は棚田の重要性の啓蒙とともに、利活用も併せた保全の在り方について検討を進めている。

推薦項目  国土保全     景観
推薦理由 国土保全:集落の上流域に位置しており、農業生産活動を通 じた施設・農地の保全管理により、洪水防止機能が発揮されている。

景観:本県は比較的棚田が少ないことから、棚田のもつ風情あふれる景観は町民のみならず、多くの県民に親しまれており、写 真愛好家等が訪れる機会も多い。

棚 田 の 概 況 枚 数 180 枚 水 源 天水
事業導入 法面構造 土羽
開発起源 その他(不明)
営 農 の 状 況 対象農家数 12   戸 10a当収量 300 kg/10a
戸当り営農規模 0.2 ha/戸        15 枚/戸
高付加価値農業 特になし。
特記事項の有無 なし。



●国見(烏山町)


基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/11 2.1 ha



維持・保全・利活用状況
記入なし。

推薦項目  国土保全
推薦理由 国土保全:本地域は地すべり防止区域に指定をうけているが、耕作や日々の見まわりにより災害の未然防止に大きな役割を果 たしている。

棚 田 の 概 況 枚 数 50 枚 水 源 天水
事業導入 法面構造 土羽
開発起源 近世(明治〜昭和20年)
営 農 の 状 況 対象農家数 10   戸 10a当収量 300 kg/10a
戸当り営農規模 0.2 ha/戸        10 枚/戸
高付加価値農業 稲作のほか、段々畑を利用したミカン栽培を行っている。
特記事項の有無 なし。