●東後畑(油谷町)


基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/14.9 7 ha



維持・保全・利活用状況
本棚田は、東後畑集落の農業者が主に耕作しており、比較的1戸当たりの耕作面 積も大きく、農業への依存度も高いので、今後も耕作の継続が見込まれる。
棚田の用水は、共同の溜め池「深田堤」等で用排水路、農道等の維持、管理は共同で管理し、今後も形態は変わらない。農産物は、棚田米のブランド化(商品名:楊貴妃の夢)の推進と、但馬牛の導入による高級肉質和牛の産地づくりを進めており、油谷但馬牛の放牧は耕地保全の一端となっており、この水田利活用と活性化が図られている。

推薦項目  国土保全     景観     伝統文化の維持保全
推薦理由

国土の保全:本棚田は、向津具半島の上域に位置して、地滑り防止指定区域に指定されており、溜め池等の共同管理、水田の耕作等は地滑り防止対策、洪水防止、土砂浸食防止等の国土保全はもちろん、下流の災害未然防止に大きな役割を果 たしている。
景観:町内の棚田地域は多いが、本地域から油谷湾の点在した島を眼下にする水田は、優美な景観を作り出し
ており、特に5月〜6月の漁り火と水田の調和は、町内外の写真家に絶好のシャッターチャンスを与えている。
伝統文化の維持保全:本地域には、貴船神社があり、近隣数集落にて豊作祈願等の祭事を継承しており、40 年前から再会された楽踊りは、総勢50人で代々伝承され、地域の振興の後ろ盾となっている。


棚 田 の 概 況 枚 数 210 枚 水 源 溜め池
事業導入 法面構造 土羽  石積
開発起源 近世(戦国〜江戸時代)
営 農 の 状 況 対象農家数 31   戸 10a当収量 439 kg/10a
戸当り営農規模 1.6 ha/戸        46  枚/戸
高付加価値農業 有機栽培による棚田米のブランド化推進。

但馬牛導入による高級肉質和牛。
特記事項の有無 なし。